
ティム・クックCEOは今週中国を訪問しており、開発業者との交流、観光、政治家との会談の様子が報じられています。そして今回、クックCEOは中国開発フォーラムで短いスピーチを行い、中国に対し、世界に向けて経済の開放を継続するよう訴えました。
クック氏はイベントで、中国が自国のためだけでなく世界経済のためにも開放を続けることが「不可欠」だと述べた(ブルームバーグ経由)。
「中国には引き続き開放を進めるよう強く求める」と、クック氏は土曜日に北京で開催された年次中国開発フォーラムでの演説で述べた。「これは不可欠だと考えている。中国が潜在能力を最大限に発揮するためだけでなく、世界経済が繁栄するためにもだ」
また、クック氏はスピーチの中で、数年前にシアトルで行われたイベントで中国の習近平国家主席が述べた「より多くの人が薪を持ち寄れば、火はより高く燃える」という言葉にも言及した。
クック氏はスピーチの中で、気候変動は医療や不平等などと同様に世界全体にとって重要な問題であり続けるとも指摘した(CNBC経由)。
「気候変動は地球を脅かし、貧困と不平等は国民や国家の可能性を阻み、何百万人もの人々が基本的な医療を受けられないままとなっている」と彼は述べた。
「同時に…私たちは健全な地球と繁栄する経済を実現できます。何百万人もの人々を貧困から救い出し、すべての人に学び、成長する機会を与えることができます。この可能性を実現するには、政府、学術機関、そしてAppleのような企業が協力して取り組まなければなりません」とクック氏は述べた。
最後に、クック氏は世界経済の現状について「非常に強気」であると改めて強調した。「今日ほどイノベーションが熱狂的なペースで進んでいるのを見たことがない」と述べ、将来に非常に楽観的な見通しを示した。
「長期的には、私は非常に強気です。経済の潜在力を解き放つ鍵は常にイノベーションだと考えています。世界を旅して見ても、今日ほど熱狂的なペースでイノベーションが進んでいるのを見たことがありません。ですから、私は非常に楽観的です」と、クック氏は北京で開催されたビジネスリーダーの集まり、中国開発フォーラムの参加者に語った。
Appleは最近、中国で苦戦を強いられています。2019年第1四半期には、中国での需要が予想を下回ったことが主な要因となり、業績予想を下方修正せざるを得ませんでした。iPhoneは、HuaweiやOppoといったより手頃な価格のスマートフォンメーカーとの競争激化に直面しています。
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