今年初め、SpotifyがApple Podcastsのリスナー数に迫っているという報道がいくつかありましたが、新たなデータによると、米国のポッドキャストリスナー数ではSpotifyがAppleを上回ったようです。もしこれが事実なら、この変化は今年第2四半期には既に起こっていた可能性があります。
2019年を振り返ると、Voxnestのレポートによると、Spotifyはヨーロッパと南米で最も利用されているポッドキャストのプラットフォームになったという。
そして今年、eMarketer が 3 月と 9 月に発表した 2 つのレポートでは、Spotify が米国で Apple Podcasts を追い抜く見込みが高まっており、おそらく 2021 年末までにそうなるだろうと示唆されていました。
どうやら、それはすでに実現していたかもしれないようだ。TechCrunchの報道によると、Spotifyは第3四半期の決算発表で、社内情報とEdison Researchのレポート（第2四半期）のデータに基づき、Spotifyが「最近、米国のリスナーが最も多く利用するポッドキャストプラットフォームのNo.1になった」と発表した。
米国は世界最大のポッドキャスト市場であることを考えると、このマイルストーンは意義深く、Spotifyが過去数年間にポッドキャストに多額の投資を行ってきたことを物語っています。
TechCrunchは、Spotifyがポッドキャストの視聴数に関する詳細な情報は明らかにしなかったものの、大まかな傾向にとどまっていると指摘し、「月間アクティブユーザー数は前年同期比19%増の3億8100万人に達し、前年同期の3億6500万人から増加しました。プレミアム会員数も前年同期の1億6500万人から19%増の1億7200万人に達しました。」
説明のために、エジソン・リサーチはテッククランチに対し、ポッドキャストの聴取者数は第2四半期に8,000人の回答者から収集したデータから「ダウンロードではなく使用量」に基づいていると認めた。
9to5Macの見解
サンプル数が少なく、Spotify や Apple から正確な数字が得られないため、実際の状況がどうなっているのかを知るのは困難です。
しかし、eMarketerなどがSpotifyがApple Podcastsを追い抜くと予想していることがEdison ResearchやSpotify自身のデータと一致していることから、Spotifyが米国のポッドキャスト業界の新たなリーダーになる可能性があり、そうでなくてもすぐにトップに躍り出る軌道に乗っている。
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